ルナ√盗作の件から男の子オブリージュまで。ネタバレ有りの簡単な感想。
・盗作問題
自分のためにルナ様が退学することを嫌う遊星。
お互いの関係を従者ではなく、共に生きるパートナーとして信頼を寄せるルナ様。
ルナ様のもとを離れることを決断する遊星。
お互いを想い合うからこそのすれ違い。
と思ったら遊星に考えがある様子。騙された。
「愛してください」という遊星の言葉に激情を露にする衣遠。僅かに頬を染めてたけどそんな描写は今までない。目下に見ていた遊星に本心を突かれて焦ったのでは・・・?
あまりにも健気な妹りそな。可愛い。
・衣装制作
遊星くんに贔屓目をしてる自覚があるけど北斗の怒りはもっとも。
戦士やら誇りやらは北斗の価値観でよく分からないけどね。遊星くんは戦士ではない。
女装問題の最大のハードルはどの√でも男嫌いの瑞穂だと思ってた。
朝日が日々積み上げてきた誠実さや実績がルナ様だけでなく桜屋敷のメイド全員の信頼に結びついていることが発覚。視界がぼやける。八千代さんは強い・・・。
現実的な話を遊星くんに叩きつけるサーシャ。
厳しく残酷なことを言っているけど内容は正しい。
衣装制作が間に合わない場合、彼女らとの関係に致命的なダメージが残ることになる。
遊星くんにその覚悟があるのか、と。
「やります。最後まであきらめません」
どこかの鬼の妹を連れた男と違って決断が早い遊星くん。判断が早い。
ルナ様のため、そして再び彼女らの笑顔を取り戻すために無理を重ねて衣装を作る遊星くんが痛々しい。衣装制作で3日連続の徹夜。
度々遊星くんの亡き母へ送る世界一純情な語りが入る。
今の遊星くんを突き動かす理由がそこにあって熱い。
1番印象に残るセリフは ”僕はいまルナ様に会いたい!”
ひと月ぶりに再開したルナ様の声色が今までにない優しいものになっていた。
寂しさ、緊張、やりきれない思い、かけがえのない存在に対する愛おしさなどがあったのかもしれない。
・回想シーン
ルナ様の回想シーンだけ他のヒロインに比べてCGが多くて力の入りようがうかがえた。
ベッドに横たわり頬を染めるルナ様が可愛い。
SEXシーンってストーリー的に深い意味が無くて「あっ、あん・・・あっ、んん・・・、んっ!、はぁ」って喘ぐばかりで面白くないことが多いけどルナ様と遊星くんの場合は比較的良かった。笑える会話有り。
印象に残るセリフは 「君は今までぼっきをしたことがあるのか?」
「彼女は誰にも渡さない。超好き。愛してる」
尊敬と憧れの対象として好きになった人を性的な目で見ることができない遊星くんの言い分がよく分かる。
遊星くんのちんちんをぼっきさせるために携帯でオカズを探すルナ様。
携帯のSEにピッピッというボタンを押下した時の電子音が使われていて時代を感じる。
衣装合わせは微調整が必要ないほどにルナ様の身体に合っていた。
どこかの五つ子を見分けるのと同じで愛のなせるわざ。
挿入シーンの1枚絵で朝日ちゃんの顔とちんちんとルナ様が描かれていたのは嬉しい。女装ものでしかありえない状態。アブノーマル。艶めかしい姿より恥ずかしがっている姿を見ることができる点で評価が高い。
コンドームはしないけど外出しをするシーンで笑ってしまうのは私だけでしょうか。
3大細かいことを気にしてはいけないエロゲのエッチシーン
コンドーム 精液の量 近親相姦
ピロトークでキザなセリフを億面なく言ってしまう遊星くん、そういう所好き。
・フィリアクリスマスコレクション
共通√でヒロインと初めに出会った場所を通る中で彼女たちに思いを馳せる遊星くん。
もうこれがグランド√でいいんじゃないかって勝手に思った。
ルナ様のウォーキング。
演出に一際力が入っていたと思う。かなり良かった。
ルナ様が輝いていたよ。
挿入歌SHINY MOONが流れるのは予想はしてた。週5でサントラを聞いていたのと他ヒロインの√を終わらせていたのでルナ様専用の曲なのでは・・・と胸を躍らせていた(1年前)。
頭につけられた花のアクセサリー、月下美人の花言葉はただ一度だけ会いたい。ひゅー。
・フィリアクリスマスコレクションのアフタートーク
全部衣遠の筋書き通りだったような気もする。
6月に朝日=遊星と気づいて泳がせていたのはなぜか。
クワルツ賞に出した衣装のパタンナーが遊星だと気づきその時点で才能を感じていたからなのでは。
フィリコレの衣装に関しても衣装制作をしている報告は監視の黒服からされていただろうし知っていてもおかしくないように感じる。
・男の子オブリージュ
オブリージュの意味は強いる、義務付ける、余儀なくさせる。
つまり、この先の展開に遊星を望むか朝日を望むのか選択する義務をプレイヤーに伴わせたってことですね。面白い。
個人的に好みな朝日ちゃんを後に回して先に遊星くんから楽しむことにする。
キリがいいので今回はここまで。