「コードギアス 復活のルルーシュ」の感想。
本編のあらすじを含む感想を述べていくので、ネタバレNGならブラウザバック必須。
OKな方も情報無しのまっさらな状態で劇場で映画を楽しむことを推奨。
復活のルルーシュは、失くした者を取り戻す物語だ。
冒頭のスザク=ゼロとナナリーのシーンでさっそくほっこりするものがあった。
ナナリーと難民が話し合っているのを見守るスザク=ゼロ。
ルルーシュなき後意思を受け継ぐ代表格はこの2人だとなぁとしみじみ。
ナナリーは立派だと感じたし、そんなナナリーをスザクが守っている姿に安心した。
良かったなルルーシュ、この2人は大丈夫だ・・・と思った。
この2人は謎のナイトメアフレームの部隊に襲われ攫われる。止めてくれよ・・・。
場面が変わり、C.C.のシーンでは、C.C.と虚ろな目をして無口なルルーシュが一緒に旅をしていることが分かりルルーシュが生きていたことが判明する。
復活のルルーシュなんだから想定してないわけはないのだけれど、公開日までルルーシュの生死に関わる情報を隠匿した演出に拍手を送る。やりおる。
ルルーシュはなぜ生きているのか。
ルルーシュの様子がおかしく、精神が不安定なのはなぜなのか。
死んだはずのルルーシュを連れて旅をするC.C.の目的は何か。
この3点が気になって仕方ない見せ方をしてくるのだ。
物語にずぶずぶずぶっと飲み込まれる。
冒頭で分かるのは、ゼロレクイエムから1年の間亡き者の意思を受け継ぎ平和を紡いできたことと、実は死んでいなかった虚ろなルルーシュを連れてC.C.が旅をしてきたであろうこと・・・なんだけど。
後にC.C.の目的がCの世界にあるルルーシュの精神を取り戻すことだと分かるとC.C.の苦労が半端じゃなくて熱いものがこみ上げてくる。
より良い未来に向かって今を生きるスザクとナナリーと抜け殻のようなルルーシュを連れながら本来のルルーシュを取り戻そうとするある意味過去に縛られたC.C.が対極的に映った。
ゼロレクイエムから変わりゆく人や世界の中で、C.C.は孤独に行動していたんだ。
精神の安定しないルルーシュの世話をしながらできるかどうかも分からないことを1人で行うC.C.の思いは言葉に表せられない。
ルルーシュを取り戻そうとするC.C.にカレンは言った。
それはルルーシュが望んだことなのって。
C.C.は答える。
私のわがままだと。
ゼロレクイエムでルルーシュの想いを知っているからぶつけられるカレンの言葉と、
自分のエゴだと分かっているから誰にも頼らなかったC.C.の姿にいたたまれなくなった。
ああ纏まらない・・・。のでここから箇条書きで印象に残った一部のシーンと感想、そして映画館から出て雑に殴ったメモ書きを残す。
・カレンが抜け殻ルルーシュに頭を撫でられ号泣
カレンの感情が抑えきれずに涙という形で現れる。そうだよね、カレンもルルーシュが生きていて嬉しくないわけないもんね。
・ルルーシュが死を命ずる
これがギアスだと懐かしむ。
・スザクがルルーシュを殴る
ルルーシュに騙されてきたから、死すら演出だったと思っても無理はない。
ルルーシュ亡き後意思を継ぎ世界平和のために、ナナリーを守りながら活動してきたんだろうな。
・ナナリーとルルーシュが再開。
はい・・・あぁ・・・。
・ルルーシュがシャーリーに生存報告。
うん・・・うん・・・。
・ルルーシュがC.C.と共に生きることを決意
これ以上ないエンディングだったと思う。あのC.C.の顔が忘れられない。ルルCは至高。
ありがとうコードギアス。
・メモ
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ゼロレクイエムから1年後のお話。
C.C.は生きていたルルーシュの精神を集めるが、神を殺したCの世界は制御ができず、ルルーシュの精神を取り戻せなかった。
身体に残った思念のルルーシュは無口で臆病な性格。
スザク=ゼロとナナリーが式典の最中に謎の勢力に襲われ攫われる。
スザク、ナナリーはルルーシュ亡き後世界の平和を維持するため尽力していたと見られる。(難民を保護したいが、ナナリーの意向だけでは厳しい描写から推測)
C.C.、Cの世界からルルーシュの精神を取り戻すため、(発言から各地の遺跡を巡り失敗してきたと推測。最後の1箇所だったため不安になりかけるC.C.)ルルーシュと共に遺跡に向かう。
超合集国、密かに部隊を動かしスザク、ナナリーを捜索するが気取られ襲撃を受けるがC.C.の助けにより窮地を脱する。カレン、ルルーシュに再開。
ルルーシュ、遺跡でC.C.の手により精神を取り戻す。
カレン、ルルーシュに本当の意味で再開。カレン、atora泣く。
ルルーシュ、スザクを救出。
スザク、思いを抑えきれずルルーシュに手をあげる。
ルルーシュの思いを理解し、ルルーシュと共にナナリー救出に向け、監獄脱出にむけ共闘を決意。
ルルーシュ、スザクとナナリーのため、もう一度ゼロになることを決意。
1話のチェスを思い出すような完璧な作戦により監獄からスザクを連れて脱出。
ルルーシュ、超合集国の部隊(姉)に合流。
ナナリーを救出するため共闘。
atora、ルルーシュの純粋な思いとナナリー救出に向け1つになる姿に泣く。
動画が届く。
ルルーシュが作り上げた平和を象徴するような結婚式の映像。
スザク、ゼロをルルーシュに譲るがルルーシュはそれを拒否。
ルルーシュ、ナナリー奪還作戦を決行。作戦が決まり、首謀者の前まで行くが、ギアス(死亡時6時間前に時を戻す)により1度決まった作戦に対応される。
ルルーシュ、劣勢により弱音を漏らす。
C.C.、ルルーシュを激励。
ルルーシュを取り戻すために諦めなかった思いを伝える。
atora、泣く。
ルルーシュ、敵のギアスを絞り込むためギアスの効かないC.C.に作戦を伝え指揮を任せる。
残り2通りになったところで作戦切れ。
ルルーシュ、賭けに出る。
ルルーシュ、首謀者に接敵。
ギアスを理解し、眠らせることでギアスの発動を阻止。
ルルーシュ、ナナリーを救出するが精神がCの世界に置き去りにされる。
ルルーシュ、C.C.、首謀者が作り上げた門によりCの世界に入る。
ルルーシュ、ナナリーの精神を発見。飲まれそうになるが、助けられる。
C.C.ナナリーとルルーシュを安全な場所に避難させる。
ルルーシュ、ナナリーに一緒に暮らしたいと告白を受ける。
嬉しいと伝えるが・・・。
C.C.人知れず難民に紛れルルーシュの元から離れようとする。
カレン、C.C.に忘れ物を渡す。
ルルーシュ、C.C.を呼び止める。
2人がイチャつく(ケンカ)
ルルーシュ、名前をL.L.に改める。
atora、C.C.の表情に泣く。
ルルーシュ、シャーリーに連絡をとる。
atora泣く。
ルルーシュ、C.C.、力を求める者にギアスを授ける。
atora、にっこり。
END
C.C.は生活も大変そう。
トラックの故障により難儀してる。
頑張れC.C.。頑張ったC.C.。
女性陣の身体つきがえっち。
お尻、おっぱいがすごい。
美しい体型。艶美。
C.C.の戦闘コスチュームがえっち。
ハイレグで下に履いてない、天才。
コーネリア姉さんのパーフェクトボディに圧倒。
丈の短いスカートから覗く御御足が眩しくてしょうがない。
ナナリー、尊いよナナリー。
要所に名言やネタが散りばめられている。
オレンジ、チェックメイト、ギアスを使って自害させる、撃っていいのは撃たれる覚悟。
C.C.はルルーシュの精神を取り戻すことと、ルルーシュを介護することを1年間続けた。
ナナリー、スザク=ゼロ、カレンはルルーシュの作り上げた平和を維持すべく活動。
ルルーシュの意思を引き継ぎ尊い平和を存続させる仲間、失ったルルーシュを取り戻す物語。
ルルーシュがもたらした平和がきっかけで起こる騒動
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