2022年11月17日木曜日

『ブルーアーカイブ』 特殊作戦デカグラマトン編 内容を含む感想

”DECAGRAMMATON”


外部記憶に残したい妄想があったので少しだけ。

期間限定イベント"特殊作戦デカグラマトン編"ではメインストーリー"Vol.1対策委員会編"と"Vol2時計じかけの花のパヴァーヌ編"で先生や生徒が物語の中で訪れた場所が舞台となる。

ゲマトリアがアビドスの砂漠でホシノを使って実験を行う目的やミレニアムの廃墟で見つけたアリスの正体,もっと言えばブルアカ世界の秘密に触れていきそうなイベントだと感じた。

残念(嬉し)ながら今回のイベントを読んだだけでは上記については全然わからんちん。しかしブルアカ世界を読み解く上で重要なワードはいくつも出てきたように思う。


一通り読んで特に自分が気になったのはデカグラマトンが"我は神秘であり,恐怖であり,知性であり,激情でもある"と語った部分。


結局はアロナを預言者化(洗脳)することに失敗したことでデカグラマトンは自身が絶対的存在でないことを認識するに至ったわけだがこの時点では自身を絶対的存在,つまり神だと思っていたことになる。デカマラグトンの定義する神とは神秘であり,恐怖であり,知性であり,激情でもある存在であると考えられる。


ブルアカ世界は人工知能を開発するための仮想現実と妄想する自分はこれを人間を神秘,恐怖,知性,激情に切り分けてそれぞれの要素から研究のアプローチを行っていたとしたら面白いなと思った。もちろん根拠はないので他愛のない妄想。

一応ブルアカの神秘,恐怖,知性,激情とは何かと考えると

神秘:キヴォトスの生徒

恐怖:ゲマトリア

知性:デカグラマトン

激情:先生


現時点ではブルアカ世界を読み解く情報が少なく,各々の目的が分からないので考察のしようがないのが正直な所。

超天才清楚系病弱美少女ハッカーを始めとするキャラの濃い生徒たちの透き通る日常を楽しみつつ気長にブルアカを楽しもうと思う。

2022年11月13日日曜日

『ブルーアーカイブ』 エデン条約編3章冒頭 内容を含む感想

”「楽園に辿り着きし者の真実を、証明することはできるのか」





”楽園に辿り着いた者は、楽園の外で観測されることが無い。存在することを観測できない……楽園の存在証明に関するパラドックス……”

エデン条約編の冒頭で百合園セイアから一方的に語られた存在証明のパラドックスが事件解決(?)後の後語りで回収される。

起こった出来事だけを並べれば、聖園ミカがアリウスと協力してクーデターを引き起こし,トリニティのホスト(権力者)である桐藤ナギサを監禁しようとし失敗に終わった訳だがミカの動機には物語の中で先生やハナコが腑に落ちていないように私も違和感を覚えた。




上記でミカが行ったこと自体は事実だが,その動機としてゲヘナに対して強い憎しみを感じるとミカは語った。だがなぜゲヘナを嫌うのかについては語られない。
動機を語るミカは落ち着いている印象で感情的な言葉も使わなかった。
本当にゲヘナが嫌いで行動を起こしたにしてはこの様子はどうなんだろうと違和感を覚えた。

ミカの本当の狙いが何なのかは物語でも語られるように他人には分からない。
先生と同じ気持ちで何か事情があったのではと勝手ながらに思ってしまう。
今後のストーリーでミカに関して新たな展開があったら嬉しい。