ホメられると有頂天になってまず失敗するタイプの人間にとって、人から褒められることが大体の場合は毒になる。思考の歯車が回りすぎて外れてしまい、いつも通りの思考や行動が取れなくなってしまう。
自分は褒められると失敗するタイプの人間だ。サッカーや野球の応援を見て、この人数と歓声の中よく抜群のプレーを行うことができるよなと思う。もしも自分がこの中の一員だったらと思うとぞっとする。自分はどうしようもなく小心者なのだ。
精神面をある程度コントロールしようと高校生ぐらいから他者に期待をし過ぎないこと、他者の評価を素直に飲み込まないことを意識し始めたと思う。
結果として、褒められる大抵の場合は平静を保ち自分相応の力を発揮できていたと感じるがそれ以上に自分に自信の持てない人間になってしまった。
なんでもかんでも他者の意見を排他してしまったのが良くなかった。
できるみんなを見続け、できない自分に自信が持てず、自分には無理だと思い込み、自己評価が右肩下がりで連日ストップ安になっている日々があった。
当時に比べるとだいぶ増しになった方だと思う。今でも自分の価値は低いと思っているが・・・。
きっかけは忘れてしまった。忘れてしまったのだからそこまで大したことではないのだと思う。おそらく今までの経験や出会いが積み重なって自分のことだけで精いっぱいだった頃から少しだけ視野が広がり、思考の幅がほんのちょっとだけ広がり自分と周りを認識し直したのだ。これからも日常の些細なきっかけで自分の認識や行動は変わっていくのだろうな。
自分はお酒を飲んで脳が混濁している状態で文章を紡ぐと悪い方に入るらしい。
読み返して認識した。
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