2019年1月30日水曜日

空が何色かっての、あんたには大事なことかい?

エースコンバット7をプレイして。


トレーラーを見て期待した以上だ。

初めてプレイしたシリーズだったけれど、操作方法は直感でボタンを押していくことでなんとかなるので飛ばすだけなら簡単だった。
VRモードを1ステージやってみたが、想像以上の没入感があった。
ゴーグルを装着することで、自分の目と耳は完全にゲームと同期した。
横を見れば自機の翼が見える。後ろを見れば自分に続く友軍機が見える。戦闘機を堺にし海、空はとても綺麗に感じた。

ストーリーを1.6週ほどやった。登場人物のセリフが非常に魅力的であるということ。癖のある語り口を聞く自分がエースコンバット7の世界に引き込まれるのにそう時間はいらなかった。特に字の文のように語るスクラップクイーンのセリフは印象深い。

ムービーが終わると主人公のトリガーになりきって戦闘機を操縦していくことになるのだが、今作のエースであるトリガーには非常に悪いことをした。
操縦ミスで何度も墜落させた。本来凄腕なのに・・・。
地面にキスをすることがノルマみたいに。
操作方法は覚えたが戦闘機の操縦は難しかった。高度、速度、ロール、ピッチのバランスを取ることがなかなか大変だった。
でも難しく感じる分missionをクリアした時は爽快だった。
場を引き立てる音楽をバックに、自由に空を駆けることがとても気持ちがよかった。

物語が進むにつれて、多くのエゴに触れた。
戦線の落ち着いた地域にとびたいエゴに対して、戦果を評価して激戦地に送る上層部のエゴ。
空を飛び続けることを望むエゴに対して、祖父の身体を労り安静にして欲しいエゴ。
混乱の中再び国を再建しようとするエゴに対して、そんな人たちから自分たちが生きるために物資を奪うエゴ。
登場する人物たちの行動理由は正しさや善悪なんてものじゃあなかった。
当人にとっての幸せとエゴについて考えさせられた。

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